ナマステ
今年も夏休みに旅行です。
全日程で10日間、タイで乗り継いでネパールに来ました。
カトマンズ(Katmandu)
ネパールの首都カトマンズ
標高1330m
ここは「人よりも神々の方が多く住む街」と言われています。
ここはヒンドゥー教や仏教が混在していて、なかなか理解が難しい。
内部に経文を印刷した紙が収められていて、一回まわすと同じ功徳があるとされるマニ車
僕が大好きなファークライ4に出てくるような、チベット仏教のタウチョと呼ばれる旗
青は「空・天」、白は「風」、赤は「火」、緑は「水」、黄色は「大地」を意味している
僕の家の玄関に飾ってあります。。
カトマンズ自体はダルバール広場(世界遺産)というところに寺院が立ち並んでいます。
シヴァの化身と言われるカーラ・バイラヴ
カーラ・バイラヴの前で嘘をつくと即死すると言われています。
シヴァはヒンドゥー教の神様で、奥さんのパールヴァティー
シヴァ・パールヴァティー寺院やシヴァ寺院があったりして、ヒンドゥー教にまつわる建物、文化があります。
街並みも本当にゲームの世界。。
世界遺産のスワヤンナート
別名モンキーテンプル(猿がいるから)
こちらも世界遺産
ボダナート
世界でも最大級の規模を誇るストゥーパです。目ん玉は仏陀の目。知恵の目。
カトマンズの砂埃のせいか、喉が痛くなって、熱が出て節々が痛みます。
あっさりのあっさりですが、カトマンズはこんな感じで。。
風邪もひいてナイーブなところで、また最近の頭の中の話。
ここ最近
歳をとって、考えることが増えました。
めんどくさいことも増えました。
時には考えたくないことも考えなければなりません。
昔とは同じ気持ちで旅ができないってベトナムの時も思いました。
1人で旅をしている時でも、最近は「これでいいのか」と思うようになりました。
これを続けて何になる?って自分に言って、自分で悩んでいるような感覚。
大人になってやりたいことは大抵できるようになりました。
山行けます、釣りできます、旅行いけます、車買えます、会社立ち上げられます、仕事辞めれます、結婚できます、子供も作れます、引っ越せます。
色々な人生があって、それぞれが真剣にやっているのがわかります。
じゃあなにがしたい?が、その中からどう選べばいいか正直わかりません。
まぁそれが人生だからとか、みんなそういうものだからといえばそれまでですけど、それまでですけど、、、考えてしまいます。
仕事が人生の目的にはなりたくないと言ってたけど、仕事の良さもわかります、やる意味もわかります。
なので大学生バックパッカーより旅を味わえます。ありがたみがわかります。自由を味わえます。
でも、ほんっとどうでもいいけど、
将来のことを1mm位は考えなきゃいけないらしいです。
全部行き当たりばったりじゃダメ、
やりたいことだけじゃダメ、
他人を振り回しちゃダメ。
そんなこと考え出したら、Freeな気持ちで楽しめるはずのこの夏休みの旅も、ただ楽しんでいるというよりは、
なにがしたい、どこに居たい、誰と居たいとか、めんどくさいことを考える旅になっていきました。
これは大人になったのか、成長か、それとも退化か。。。
なんか、やっと来たのに早く帰りたいとか思う時もあります。
日本の生活の良さと居心地の良さにすぐ戻りたくなることがあります。
前から旅旅の旅ジャンキーっぷりは無くなったみたいです。
でも見たことない世界や、ぶっ叩かれるような景色を目にすると
宇宙はぶっ飛んでるなと思うことができます。
自分の頭の中の思考なんて、宇宙からみたらナノの世界。小さすぎて見えないくらい。
そんなこと悩むこと自体が馬鹿らしいように思います。
昔と違ってただ楽しいとか、ただやりたいとかだけじゃなく、不安な気持ちや弱い自分もひっくるめた旅です。
もうとっくに開き直っています。
思ったことは捻くれもせず、そのまま感じるようにしました。
幸せってなにかとか考えなきゃいけなくなりました。
今回の旅にもたくさんヒントがあります。
ネパールのご飯は、別に特別美味しくはありません。食事はするけど、日本のご飯が1番です。白米。
「幸せとは美味しいご飯があること」
カトマンズは砂埃がすごくて、初日で喉をやられた。
「幸せとは空気が綺麗なこと」
喉痛くて体だるくて関節いたくて、多分熱出てた。
「幸せとは健康なこと」
エアコンが効いてる部屋でゆっくり休める
「幸せとは寝れること」
今日はネパール全土でゼネストがあるみたいな話があった。車は止まって、動いてたら投石されて、店も潰されたり、政府の関連施設が爆破されることもある
「幸せとは秩序が保たれていること」
「幸せとは世界が平和なこと」
やりたいことをするために仕事ができること
「幸せとは努力できる環境があること」
仕事で誰かに感謝されたり、人の為になっていること
「幸せとは人の役に立てること」
「幸せとは仕事にやりがいがあること」
優しい言葉をかけられて、人に優しくしたくなること
「幸せとは人に優しくできること」
友達に写真送れば返事が来る
帰ったら会いたい人もいる。
「幸せとは友達がいること」
1番に心配してくれる身内がいる
「幸せとは家族がいること」
感じたことのない世界をみて心が動くこと
「幸せとは新しいものに出会えること」
「幸せとは感動できること」
帰ってからやりたいことがたくさんある
「幸せとはワクワクできること」
やりたいこと、叶えたい夢がある
「幸せとは夢があること」
それに向かって努力できる環境にいる事
「幸せとは夢に向かって努力出来ること」
なんて考えながらカトマンズからポカラに向かっていました。
エベレストは今回は日程的な問題もあって諦めて、ポカラにきました。
着いた瞬間にヒマラヤに頭ぶっ叩かれました。
アンナプルナ(標高8091m)やマチャプチャレ(標高6993m)めちゃくちゃでかく感じました。
正直、富士山やアルプスの規模とは比べ物にならないです。
もちろん日本の山もいいけど、その倍近い標高。
「世界の屋根」と言われるヒマラヤ山脈
ポカラでどう過ごそうか悩んでたけど、
こんなんもう、もっと近づく以外なくて、
すぐ登山許可書を取りに行って(ACAPとTIMS)
靴も靴下も買いに行った。
とりあえずガイドもポーターもなし。
一泊二日〜二泊三日ほどかけて、プーンヒル(標高3198m)を目指そうと思います。
また山ですが、されど山です。
バカにできません。
海外の山ではクマだけではなく、トラやヒョウやサイやヤクなどの動物もいます。
電波は多分通じない、、、かな?
だから更新はとりあえず一区切り。
色々悩むこともあるけど、
でも、もうこんな山見れたら
こんなやばいもの見れたら
もう何もいらないです。
こういう時は、世界に、宇宙に、地球にぶつかって来ます。いつもそんな感じ。
山本キッドが見守ってくれてる。
RIP 山本キッド
それでは。
19/09/2018 ネパール ポカラ
ヒマラヤ山脈を横目に
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2024/6月現在 山梨にいます。たまに東京、長野
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